子育ていろいろ
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3月号の特集テーマは子育て! さまざまな子育ての形を知ることで、安心や共感、ヒントを得られる内容にしたいと思っています。今回は0~6歳までを対象にしています。
企画立案のきっかけになったのは一枚の読者カード。
「1歳の双子の母親です。毎日、忙しく過ごしています。…(ほかの家庭が)どう子育てしたのかなど、知りたいです。」
素朴な要望に応えてみたく、企画書を出して編集部でたくさん意見をもらっているうちに、内容盛りだくさんの13ページになりました。
いろいろな家庭にお邪魔し、工夫やヒントといったその人ごとの子育てについて聞くほか、「手をつけられないほど泣くことが度々あります。どう接したらいいの?」「すぐ手がでる子、落ち着きのない子、嘘をつく子…どう叱ればいい?」など、具体的な悩みに専門家が答えてくれるページも設けました。
また、子育てはオモニだけのことではないのに、オモニにだけ負担がかかってしまう傾向が多いという話もよく聞きます。産後は母親の心と身体にさまざまな変化が起こり、ただでさえ不安定になりがち。それを本人だけでなく周囲も自覚して、どう協力して過ごすか、…というような解説文も掲載する予定です。
さらに、子育て中のおもしろエピソードや失敗談、子どものかわいい言動を集めた育児マンガも掲載! まさに現在、子育てをしている同胞たちからネタ集めの真っ最中なのですが、子どもの動画や写真を送ってくれつつ笑えるエピソードを披露してくれて非常に癒されます。
私は子育てをしていないので分からない部分も多いですが、当事者の話を聞きながら感じたのは、育児ってクリエイティブな作業だな!ということ。世に育児本は数えきれないほどあって、原則的な部分は参考になりまくりなのだと思いますが、子どもによって、環境によって、やはり本人がやってみないと分からないことが多いのではないでしょうか。それを毎日、体当たりでこなしているオモニやアボジはすごいなあ、と思います。
育児マンガを読んでいても、(これって子どもの面白い言動にもよるけど、いかに親が面白ポイントに気づけるかにかかっているんだなあ)、と感じます。親の視点によって、ちょっとしたことがとてもユニークに、生き生きと伝わってきます。
子育て中の人にはもちろん、そうでない人も面白く読める特集になるのではと思うので、楽しみにしていただけると嬉しいです。(理)