今日は、１月28日の18時から東京・大田区民ホールアプリコで開催される日韓合同ミュージカル「コモンビート」https://commonbeat.org/のご紹介です。

　コモンビートは、アメリカ生まれのたミュージカルです。２００４年には、日本でNPOが生まれ、各地で続けられてきました。表現活動によって、自分らしく・たくましく生きる個人を増やし、多様な価値観を認めあえる社会の実現を目指しています。

コモンビートの舞台は４大陸に分かれた世界、他国の存在に気づいた人たちの間に新たな出会いが生まれる一方、衝突も生じます。現代世界の縮図ですね。

役者たちは、この舞台のために集まった日本と韓国の市民１００人で、１００日をかけて、舞台を作り上げます。今回の舞台はセリフが主に朝鮮語ということもあって、朝鮮学校や在日コリアンはじめと、外国人ファミリーが無料で招待されることになりました。

　演出は、NPOコモンビート発起人で理事の韓朱仙さんが担当。韓さんは、朝鮮学校で教員をしたのち、渡米。このミュージカルに出会い、演劇の力に惹かれ、世界各地で上演してきたユニークでパワフルな方です。（イオ１月号にも登場いただきました）

　「『違い』とは、恐れることじゃない、美しさだと問いかけたい。だからこそ、違いに悩み、戸惑う外国人ファミリーを元気づけたく、無料招待することを決め、クラウドファンディングに成功しました。ぜひ見にきてください」（韓さん）

　人間は、バックグラウンドが違っても、理解することが可能か―。世界中で湧き上がる「問い」を投げかけるというこの舞台に私も足を運んでみようと思います。

　申し込みは本日２２日までなので、ご興味のある方は、以下まで問合せください。（瑛）
ＨＰ：https://commonbeat.org/project/musical-acb/kj3/shoutai/