家の中でサバイバル…?
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一週間前から急に水道のお湯が出なくなった。それに気付いたのは時刻が0時を過ぎたときだった。
何度試しても一向に出ない。もう銭湯も閉まっている。この寒い時期に。これは非常にまずい。
しばらくぼーっとしたあと、やっと決心して小鍋で湯を沸かし、湯船に入れる作業を小一時間続けた。
一時間以上湯沸しの作業を続けて、溜まったお湯は湯船の1/3ほど。笑ってしまうくらい全然溜まらない。
普段どれだけ水を使っているかを思い知らされた。
結局、その日は頑張ってお湯を溜め、風呂に入ることが出来た。
翌日、不動産屋に連絡してみると、業者が来るのは来週になるとの返答が。
しばらく銭湯通いの日々が始まった。
久しぶりに銭湯へ行った。
普段はシャワー生活なので、湯船にゆっくり浸かることもなかったので、ホカホカな状態で眠りにつくことが出来た。
ここ数日、家の中でちょっとしたサバイサル生活を送り、何やってんだろうと思いつつも、作業が段々小慣れてきたのにも笑えた。
こうして人間は学ぶんだな…と一人考えながら。
今週、業者が来てやっとお湯が出た。修理は一時間ほどかかった。
業者と「あっ出ました出ました!!」と喜び合った。
もうお湯は出るはずなのに、今でも若干ハラハラしてしまうが、
当たり前のようにお湯が出る―、そのありがたみを改めて感じた。(麗)