(理)さんの入管問題の短期連載
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月刊イオの6月号は明日の17日に納品される予定です。6月号の中に、「緊急ルポ 入管収容問題を追って」という記事が掲載されています。これは5月号から始まった短期連載記事で、3回連載の第2弾。(理)さんが担当しています。(理)さんはこのブログでも入管問題を何度も発信しています。
(理)さんは2月10日の日刊イオで、「メルバンさんを助けたい」(https://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/eb20dd64820cb7a78e93a893d5be65b6)という文章を発信しました。そこでも紹介されていますが、私も2011年にこの問題を取材し月刊イオで4回にわたり連載しました。連載当時は多くの関係者と会い、一緒に入管に対する要請行動も行い、収容されている人たちを励ます活動も行っていました。しかし、取材が終わった後は、直接、行動をともにすることもなくなっていました。
茨城県牛久市の東日本入国管理センターで難民申請中のインド人男性が自殺(4月13日)するなど(5月13日にも自殺を図った収容者がいたという情報があります)、収容されている人たちは劣悪な環境におかれており、日本の入管行政の問題点は7年前と何も変わっていません。
その現状を(理)さんは改めて取材し報告しています。
(理)さんはネットでこの問題を知り、その深刻さに取材をやりたいと思ったそうです。それで、私に提案してきました。誰かがやらせたわけでもなく企画会議で決まったことでもありません。記者・編集者として大事なことは、いろんな問題に興味をもって納得するまで調べてみることだと思います。(理)さんがこの問題を改めて取材し記事にしたのはうれしいことでした。
イオの6月号、そして「緊急ルポ 入管問題を追って」、ぜひお読みください。(k)