幼馴染からの連絡
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先日、幼馴染から連絡がきた。
「記事見たよ! (全)の記事見て元気が出た! 頑張ろう!」と私の記事の写真と一緒にメールが送られてきた。
自分の記事が月刊イオの誌面で少しずつ掲載されていくなかで、こういった連絡は大学の同期を筆頭に送られてきたが、幼馴染からの連絡は、より一層感慨深いものがあった。
幼馴染とは幼稚園から大学までずっと一緒の仲だ。かのじょは私より1年早く大学を卒業し、ウリハッキョ(朝鮮学校)で初級部の先生になった。
私たちの母校は地元でも人数の少ないハッキョだった。
幼稚園の頃の同級生は3人。そして初級部時代は5人で6年間を過ごした。中級部からは他校の子らと一緒になるので、小さい学校出身だからといって、なめられまいと張り切っていたことを記憶している。時には「かっぺ方面」と言われながら、自分たちとは逆の電車ホームで都市部に帰る大勢の同級生をみてうらやましいと思ったこともあった。
幼稚園、初級部を過ごした母校も、今は私が通っていた頃より児童数が少なくなっている。
幼馴染からの連絡に私はこう返した。
「お盆に地元帰るから、同窓会も兼ねて久しぶりに母校を訪ねて、なにか手助けになることでもしよう!」
数日後には入社して3ヵ月を迎える。
この3ヵ月間はあっというまであり、学ぶことしかなかった。
毎日が勉強なので、新しいことを学ぶ楽しさでいっぱいの日々。
常に初心を忘れずに、もっとたくさんの方に読んでいただける記事を届けたいと思った。(全)