漫画「トンポとんねイモジョモ話」を読んで
広告
イオで連載中の漫画「トンポとんねイモジョモ話」。
今年度から始まった企画だが、いち読者としていつもどんなエピソードが来るのか楽しみにしている。
先日、お昼休みの時間に漫画担当である(理)さんと数人で、この企画の話になった。
何か良いネタはないか…、自分も何か漫画になりそうなエピソードはないかと考えてみたら、意外と出てこない。
唯一ひねり出したのが、過去に朝鮮新報で連載していたエッセイのイラストを担当していた時のことだった。
当時、その連載の担当者だった後輩が、「いつもカットを描いてくれてありがとう」と筆者からメッセージが送られてきた事を教えてくれた。
そのメッセージとともに、筆者の息子さんが通っているフットサルクラブのコーチとの写真を送ってきてくれたのだ。
息子さんはよくエッセイに登場していて、スクスクと育つ姿を文章で読むのが楽しく、勝手に親近感が湧いていた。
どれどれ…と見てみると、
「あれ! この人見覚えが…!?」
何と一緒に写真に写っているそのコーチは、私の実の兄だったのだ。
生野区はほんと狭いなぁと改めて実感した時でもあった。
他にも笑えるエピソードはあると思うが、漫画に出来るかというとパンチ力が足りないのかなと思う。
個人的に「自分のエピソードが漫画になる」と考えたらちょっと嬉しい。
漫画「トンポとんねイモジョモ話」、まだまだ読者のみなさんからの面白エピソードを募集しております…!(麗)
Unknown
それでは、わたくしから小ネタをひとつ・・・(ブログでネタ投下というのはネタバレのような気もするのですが笑)。
私のアボジは昭和ひとケタ世代です。そのアボジがまだ若い時分、家人の行動・言動に立腹し大噴火3秒前というとき、スローモーかつ忌々しげな口調で
「・・・この〝チクッパーボ〟が」
とひと言発するのが定番でした。
が、その発音がわれわれ子ども世代にはどうにも聞き取れない。あるいは「チックパーボ」「チュクッパーボ」なのか?
成人後、アボジに直接「あれ何ていいよったの?」「意味は?」と聞いても、だいぶ丸くなったご本人はバツが悪そうにごまかすので事実確認は不能(笑)。
私の周囲で知るかぎりの60代前後の同胞に聞いても「そんなことばは聞いたことないな〜」としか答を得られず、ほとんど迷宮入りでした。
ところがネット時代の草創期、とある地方大学で教鞭をとっていらっしゃる若い同胞の方が、ご自身のHPで「生活にまつわる朝鮮語」にフォーカスした記事をたくさん掲載しているのをたまたま見つけ、読んでみるとあるではないですか「チクッパーボ」が!
記事によるとそれは「蹴球バカ」すなわち「チュックパボ」だとのこと。
植民地時代に朝鮮に流れ込んだ西洋発の文化や文物のひとつにサッカーがあり、それが大衆文化として速やかに根づいた結果生まれた言葉——とのことでした。
おそらく、家の手伝いとかをほっぽらかしてサッカーに興じていたチビッコたちがあんまり多いんで、親たちが「このサッカーバカ!」と叱っていたんでしょうね。
ただ、この言葉を口にするor知っている同胞は、いまだわがアボジ以外には知りません。どなたかご存知の方はいませんかねえ〜笑。
Unknown
オタトンポ、もとい金英煕です。
先にコメントとして「イモジョモ話」のネタを投稿させてもらいました。
が、あれはやはり自分の個人情報をもう少し出さないと信憑性などの点でちょっと難アリと思い直しましたので(ブログコメントではあれがギリギリ)、先の投稿はコメントとしてではなく個人的情報提供として扱ってもらえれば幸いです(なので、このエントリのコメ欄に掲載する必要はありません)。
ちなみに補充的な情報としては、
・アボジのコヒャンは忠清道である(もし採用されるなら、南か北かはボカしといていただきたいです)
・オモニは京尚道ですが、その言葉は一切使わない
・「発音がよくわからなかった」のは自分が日本学校行ってたせいもあります(これもできれば伏せてください)
・投稿者の名前は「通りすがりのアラフィフ男」、出身地は「西日本某県」、現居住地は「関東某所」くらいにしといてください
・・・というわけで、もしこのネタが採用され、何か追加で質問等あるようでしたら、お気軽にメールでお問い合せください。
以上、よろしくお願いします。