金明輝監督率いるサガン鳥栖、J1残留決定!
広告
朝鮮学校卒業生として初めてのJ1クラブの監督に就任した、金明輝監督(伊丹初級、尼崎初中卒業)。金監督については朝鮮新報の連載、「〈蹴球七日~同胞サッカー選手の足跡 18〉」でも紹介されているので是非、読んでいただきたい。
http://chosonsinbo.com/jp/2018/11/syuukyuunanoka-sagantosu/
金監督就任後、鳥栖はアウェーでベガルタ仙台に勝利を挙げるなど、3勝1分の成績。急浮上で降格圏から抜け出した。。J1では、鳥栖を含む5チームが勝ち点41で並び、残留争いは最後まで熾烈を極めていた。迎えた、12月1日の最終節。引き分け以上で残留が決定する鳥栖は、鹿島アントラーズと対戦。0-0で引き分け、J1残留を決め、得失点差でジュビロ磐田がJ2とのプレーオフに回ることになった。
サガン鳥栖のホーム、佐賀県では号外が出され、JR佐賀駅などで貼り出されたという。地元サポーターは残留が決まり、一安心に違いない。
サガン鳥栖といえば、元スペイン代表FWのフェルナンド・トーレスが所属している。昨今、J1には元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキ、元バルセロナ所属のアンドレス・イニエスタなど海外リーグで活躍した選手らが集うリーグとなっている。また、スペイン代表最多得点者のダビド・ビジャのヴィッセル神戸への加入が決まり、巷を騒がせている。
盛り上がりをみせるJリーグ。11月3日には金鍾成監督率いるFC琉球のJ2昇格が決まっている。Jリーグでは選手のみならず、コーチ・監督として在日同胞が活躍する場が広がっている。今後もJリーグの在日同胞選手、監督から目が離せない。(全)