ふたたび、映画「沈黙-立ち上がる慰安婦」の上映に応援を
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10月17日の日刊イオで、(相)さんが「映画『沈黙-立ち上がる慰安婦』の上映に応援を」という文章を書いている。https://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/6849b1f9d699119c53f7795a3949e596
在日朝鮮人2世の朴壽南監督によるドキュメンタリー映画「沈黙-立ち上がる慰安婦」(2017年公開)の紹介と、この作品をヘイト集団が攻撃し上映を中止させようとしていることを報告した。
そのブログから3週間ほどが経ったが、作品への攻撃は今も繰り返されている。そのことを神奈川新聞が11月29日にネットで伝えているので、ぜひ読んでほしい。「脅迫や右翼街宣で妨害行為 横浜で元慰安婦の映画上映」http://www.kanaloco.jp/article/374593?fbclid=IwAR2fn6iTMdlQy3qEubEmuLoc4ntFAWQU0m3UNyG63825yhHJGfrPRsa93SE
記事の最後にも書かれているが、明後日の8日(土曜日)、横須賀市内で上映会が予定されていて、妨害行為に対抗すべく関係者らが行動し訴えを起こしている。
朴監督の関係者らはSNSで「上映会への抗議、妨害が過熱してます」としながら、右翼団体の構成員が8日の上映会にも押しかけることを予告していること、それに対抗するために会場に来れる人を募っていると訴えている。
またピースムーブ・ヨコスカという団体も、フェイスブックで次のように訴えている。
「「NO!ヘイトスピーチ」アクションを呼びかけます。新聞報道にもあるように、茅ヶ崎、横浜での上映会について、右翼団体からの継続的な攻撃、脅迫があり、現在、緊迫した状況があります。これまで、各地の上映会実行委員や有志の方数人が、地域を超えて支えあいながら、上映会を実施してきました。12月8日(土)には、横須賀で上映会があります。私たちは、戦時中に日本が朝鮮半島の女性にした加害行為を繰り返さないためにも、正しく知る事が大切だという趣旨で、この映画を支持します。呼びかけ内容:右翼による上映会妨害に対して「私たちは傍観しない」と、会場の外でプラカード等を持つスタンディングで意思表示をします。ぜひ、一緒に行動をお願いします。」https://www.facebook.com/1693514237587637/posts/2275014412770947/
日本軍性奴隷制度被害者たちが、日本政府に対し謝罪と国家補償を求めて闘うハルモニたちの姿を記録したこの作品。だからこそ攻撃対象となっている。攻撃に屈することは絶対にあってはならない。
韓国の聯合ニュースは昨日、次のようなニュースを伝えた。
「旧日本軍の慰安婦被害者が共同生活を送る韓国の施設「ナヌムの家」(京畿道広州市)は5日、被害者のキム・スンオクさんが体調悪化により同日午前に死去したと発表した。97歳だった。……キムさんが死去したことで、韓国政府が認定した慰安婦被害者240人のうち生存者は26人に減った」https://jp.yna.co.kr/view/AJP20181205001400882?section=japan-relationship%2Findex&fbclid=IwAR18p5UhJH64F7QLhBKAW1D22go-GzZdDq90Mhe87bf8-PjOuJcv8TDOfNE
残されている時間はあまりない。(k)