子どもの卒園アルバムを作って
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先日、頼まれて作っていた子どもの卒園アルバムがやっと完成、
納品され、保護者の方たちにようやく渡せた。
子どもが通っていた保育園には父母会というものがあり、
結構活発に活動していた。
卒園年度は各クラスの役員だけではなく、
役員をしていない保護者は、必ず何かの係にならなくてはいけない仕組みになっており、
私は一番務まりそうなアルバム委員に立候補した。
アルバム委員は3人で務めることになっていたが、
経験者が私だけだったので、
ほぼ構成づくりと編集、データを作るはめになった。
その代わり、撮影はみんなで分担し、
保護者たちとの連絡係や書類づくり、お金の計算などは他のママパパさんたちが務めてくれた。
去年4月から活動をし始めたものの、
保育園側との事務的な作業や、保護者へのアンケート、
書類作成や業者の下調べ、選定など
することが満載で、
LINEアプリがなかったら、全然進まなかっただろうな、と思う。
去年は妊娠中だったので、お腹がでながら撮影、
出産後は子どもを抱っこしながら撮影、など
いま振りかえるとハードな日々を過ごしていたなと思う。
でも他のアルバム委員さんとも協力し、全ての撮影を終了したあとは、
ひたすら子どもを寝かしつけたあとにパソコンとにらめっこしながら編集作業…。
おかげで職場復帰後もpc作業を問題なくこなせた。
デザインはほぼお任せしてくれたので、
好きなようデザインできたが、
保育園で過ごした日々を思い出せるような造りにするよう心掛けた。
1年以上かけてようやく完成したアルバムを
実際に手に取ったママ、パパさんたちが、
アルバムをとても喜んでくれた。
実際にお礼のラインももらい、
涙がでたというママ友さんも。
自分がデザインした1冊をみて、
そこまで感動してくれた経験は初めてで、
こんな素敵なことが起こりえるんだな、
とびっくりしたとともにすごく嬉しかった。
雑誌作りは地味な裏方作業で、
自分がデザインしたページには署名がのるわけでもないので、
ダイレクトには反応をもらえず、
入社当初はミスチルの「彩り」という歌に励まされ、
早朝や深夜などに作業をしていたのを思い出した。
結婚、出産のタイミングで、
正直この道を諦めようかと悩んだこともあったけれど、
長年諦めず続けてきて、本当によかったなと心底思った。
(もちろん続けてこれたのは周りの環境や人に恵まれたというのもあります)
これからもデザインの力を信じ、邁進していこうと、
アルバムを作り終えて思いました。(愛)