南で放映された朝鮮学校のドキュメンタリー番組が、作品賞受賞
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9月3日、韓国・ソウルで第46回「韓国放送大賞」授賞式が行われ、KBS1 TVの「조선학교 재일동포 민족교육 70년」(「朝鮮学校」―在日同胞 民族教育70年)が、時事報道TV部門の作品賞を受賞しました。同作品は、今年の3月5日に韓国のKBS1 TVで放送されたものです。
映像製作者たちは、実際に東京、名古屋、大阪の朝鮮学校を訪れています。
私は、製作者たちと愛知無償化裁判控訴審第1回口頭弁論で初めて出会いました。その後、今年1月に行われた冬の「花園」で、大阪朝鮮高級学校ラグビー部を取材する現場で再会。「朝鮮学校に通う子どもたちのいきいきとした姿、礼儀正しく、素直な姿に心を打たれた」と話す製作者の言葉が今でも記憶に残っています。
映像で印象的な部分は、「終らない闘争―朝鮮学校の70年」として「学校閉鎖令」「4.24教育闘争」「大学受験資格問題」など民族教育のたたかいの歴史を振り返りながら、現在の高校無償化制度からの朝鮮学校除外の問題を報じている箇所です。
裁判の現場、報告集会のようすなどが映し出されており、ほかにも愛知や東京無償化弁護団、長谷川和男さん(高校無償化からの朝鮮学校排除に反対する連絡会共同代表)、前川喜平元文科事務次官へのインタビューを行っています。
1時間ほどのドキュメンタリー映像ですが、以下のサイト(KBS公式)で観ることができるので是非、ご鑑賞ください。映像はすべて朝鮮語です。(全)
サイトURL:http://mn.kbs.co.kr/mobile/news/view.do?ncd=4151212#kbsnews