新たな本との出会い
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今日は本の紹介を。
「ははがうまれる」著:宮地尚子 イラスト: 呉 夏枝 福音館書店
精神科医の著者が、
雑誌「母の友」で連載していたエッセイを書いていたものをまとめた一冊。
雑誌「母の友」で連載していたエッセイを書いていたものをまとめた一冊。
この自粛期間、子どもとの時間が密すぎて、
それはある意味とても有意義なことだったけれど、
前のブログで書いたように、
少しの息抜きをしないと、
私と子、ともに負の感情に溺れてしまうようなそんな感覚もあった。
そんななか、目にとまったこの本。
なんだか心の処方せんを求めるような思いで
ネットでポチっていた。
ひとつひとつのエッセイは、適度な文字量で読みやすく、
押し付けがましくもなく、
不思議と胸に沁みる。
そうだよね、そういう感じで子育てしてもいいんだよね、
と励まされたり、
そう考えればいいのか、と勉強になったり。
本を読み進めていくなかで知ったのだが、
この本の表紙や本文イラストを描いている方は
在日コリアン3世のアーティストだそうで、
素敵な絵の相乗効果もあり、手にした縁も感じた。
この本を読み、自分を省みて、
子どもに接すると幾分違う気がする。
子はようやく学校が再開。
日々おもいっきり学校で遊んでいるせいか、
自粛期間は夜更かしばっかりだったのが、
早々に寝るようになった。
いまだ巷での感染症流行が
落ち着いたとは言えないこの状況での子育て。
不安や気持ちの浮き沈みの振れ幅も大きいなかでの子育ては
時にとてもしんどくなるが、
こうして、新たな本に出会い、気持ちが落ち着くこともある。
これからも、いい本にたくさん出会いたい。(愛)