イオ12月号が完成しました!
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2020年の最終号となる月刊イオ12月号が本日、完成しました。
12月号の特集は、「はじめての朝鮮学校」。
あなたは、朝鮮学校に行ったことはありますか? 本特集は、初めて朝鮮学校に触れる人、存在は知っているけど詳しくは知らない人に、朝鮮学校のことをわかりやすく伝えようという趣旨の企画です。大阪朝鮮中高級学校、北九州朝鮮初級学校の授業ルポ、福岡朝鮮初級学校の運動会、朝鮮学校のことがよくわかるキーワード解説、日本人の朝鮮学校訪問記、朝鮮学校を取り上げた映像作品の紹介などを通して、朝鮮学校の「いま」が垣間見えます。初めての人でも、通いなれた人でも新鮮な発見があるはず。さあ、先入観をとっぱらって、ようこそ朝鮮学校へ!
日本各地5ヵ所で朝鮮学園や卒業生らが原告となり、朝鮮高校を高校無償化制度の適用対象から除外した国を訴えた裁判のうち、広島で10月16日に、福岡で30日にそれぞれ控訴審の判決が言い渡されました。結果は、両高裁とも原告側の控訴を棄却し、一審に続いて二審も朝鮮学校側敗訴となりました。現地からのルポとともに、高校無償化裁判についてあらためて整理しました。
11月号から続く緊急連載「コロナ禍、どう働く―(下)」では、派遣社員、契約社員、パートなど期間に定めのある非正規労働者、その中でも女性に目を向けました。労働相談を受ける長尾詩子弁護士、「はたらく女性の全国センター」の佐崎和子さんに現状と課題について聞きました。
第100回全国高等学校ラグビーフットボール大会の大阪府予選・第二地区で大阪朝鮮中高級学校が優勝し、2年ぶり11回目の「花園」出場を決めた明るいニュースも伝えます。
連載ページも充実しています。「2世とつくる朝鮮料理」「男性子育てエッセイ」「朝鮮を語ろう」「私と民族教育」「このまち、この人」「となりのトンポたち」などの人気連載が12月号で最終回を迎えました。
今月号もご愛読のほどよろしくお願いします。12月号はwebの定期購読申込ページほかAmazonからでも購入が可能です。ぜひお手に取ってみてください。
そして、現在編集中の2021年1月号のほうもご期待ください。(相)