時代の流れに乗れていない②
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2020年度、「時代についていけていないかも」と何度思ったことだろうか。
昨年4月、イオ編集部で働きだしてすぐ、
「編集部員がローテーションでブログを書いて、FacebookとTwitterで発信しているんだけど、アプリ持ってる?」と言われた時のこと。
大学時代にTwitterをやめていたので、アプリをインストールし、アカウントを作った。…が、その数日後に「自分のアカウントを作らなくても、イオのアカウントにログインすればいいだけの話では…」と気づいた。
私が最初に携帯を持ったのが中3だったので、それ以前のことはよくわからないが、中学~高校時代にGREEやmixiといった、SNSの先駆けのようなサービスが流行っていた。その後、スマートフォンが普及し、高校時代(2010年)ごろから日本でもTwitterが流行りだしたと記憶している。
もちろん私も例にもれず、流行りのSNSを登録していたし、わりとどうでもいい発信もしていたし、海外のエンタメにどっぷりはまっていたこともあり、Instagramは比較的早い時期からこっそり登録していた。
…にも関わらず、前述したような初歩的なミスをしたのだ。このことに気づいたときはかなりショックだった(笑)。
SNS用語にも疎くなっている。「メンション」や「リプライ」という言葉を、このブログを書くためにやっと調べたほどだ。今まで「タグ付け」と言っていたことが「メンション」、「返信」と言っていたのが「リプライ」だったらしい。
(以前からかもしれないが)最近のTwitterは、フォローした人の投稿とシェアに加え、その人が「いいね」した投稿まで表示されるようだ。投稿の更新頻度が速くてついていけないので、自身のTwitterはまったく開いていない。
中国発のショートムービーアプリTiktokも、ただ踊る動画がアップされるだけのアプリかと思っていたら、写真や動画の(映える)撮り方や、動物の癒やし動画、スポーツの小技やアクセサリーを作る動画、料理動画など、バラエティに富んだ内容の動画がある。しかも、数秒ですごく参考になるようにおもしろく編集されており、本当に驚かされた。
物件の内見に利用する不動産業の人もいた。
SNSが普及して、情報があふれるなかで、「みんなと違う何かでバズった者が勝ち」な時代になっている気もするが、それでもこの急速な時代の流れのなか、次々と生み出されるネットサービスや流行をサッと取り入れ、モノにしてしまう最近の若者たちはすごいなと心から思う。
20代ながら、すでに時代の流れに取り残されている感が否めないが、「最近の若者は…」とボヤくのではなく、新しいものを気休めや趣味として、時には仕事にも取り入れながら年を重ねていきたいなと思う今日このごろである。(蘭)