生活のなかで小さなことを改善する
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『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン)を読んだということもあるが、私自身、今まで意味もなくSNSを見まくって、あまりに時間を浪費していたので、スマホからSNSのアプリを思い切って削除してみた。
アカウントは残っているが、わざわざアプリをインストールして、ログインしないと使えないようにしたのだ。
すると、今までどれだけ無意識にSNSを開こうとしていたのかが、恐ろしいほどにわかってくる。
SNS上では、滅多に投稿をしない。
「いいね」を待っているわけでもなければ、誰かの投稿を心待ちにしているわけでもないのに、意味もなくスマホを手に取り、今までSNSのアイコンがあったところへ画面をスクロールしている自分がいた。禁断症状のようなものである。
しかし、SNSを削除することによって、暇つぶしの質がぐんと上がった。
本を読んだり、勉強したり、体を動かしたり、たまにピアノを弾いてみたり…(映画やドラマは週末だけ見ることにした)。電子機器を離れて生活してみると、心がすっきりしていることにも気づいた。
日々の暮らしのなかで、小さなことを改善してみると、大きな変化が見えてくるんだなぁと感じた。
とにかく今は、SNS離れして、とてもストレスフリーである。これからも「人間らしい」暮らしを心がけていきたい。(蘭)