300号完成まであと7日!
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通巻300号を迎える2021年6月号の完成まで、残すところ、7日となりました。
昨年末から議論を重ね、読者のアンケ―トに目を通し、創刊当時の編集部員に会い、そして、最終的には現在の6人の編集部員の思いを込めた80ぺージの誌面が、完成されつつあります。
雑誌を発行するにあたって、広告は重要な財源。この間、多くの方々にメッセージ広告にも賛同くださり、温かいまごころを感じることができました。コマプスムニダ。
イオが創刊されて25年、1996年当時、私は24歳でした。イオが歩んできた道のりと重なります。
創刊号のイオは、同胞たちをカラーグラビアで大きく紹介するという形がとても新鮮でした。この25年を振り返ると雑誌業界は厳しく、廃刊された雑誌は数知れず。イオも、お金を払って買っていただく雑誌なので、業界の動きと連動する部分はありましたが、部数が激減しない不思議、必然について考えています。同胞社会が70年以上も培ってきた底力が大きな要因だと感じています。
20代の頃、ある先輩が「必要とする人がいる限り、そのメディアは残る」という言葉をかけてくれたことがあります。
イオを毎月購読する読者は本当にありがたい存在です。そのコアな読者たちが誌面にどんな思いを抱いているのか。読者の要望を知りつつ、反映できていない点はどこで、なぜそれができていないのか―。
また、時々読みたいと思っている人はどんな特集や企画を望んでいるのか。
もっといえば、こんな雑誌があることすら知らない方にどう届けるか―。
300号発行を機に、どんどん攻めていきたいと思っています。
今日が最後の締め日!がんばります。(瑛)