久々の映画館へ!
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先日、約2年ぶりに映画館へと足を運んだ。
2年前に映画館で観た作品は『ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019)』。
事故で兄を亡くした喪失感から自暴自棄になり、仲間に追われる身となった漁師のタイラーが、プロレスラーを目指して老人養護施設から脱走してきたダウン症の青年ザックとひょんなことから出会い、旅を通じて心を通わせていく…。心温まる王道ロードムービーだ(オススメ!)。
ほかにも観たい映画はあったが、のほほんと過ごしているうちにコロナウイルスが蔓延し、最近まで足を運べずにいた。
そして先日、久しぶりに映画館で観た作品が『孤狼の血 LEVEL2』だ。
第1作目の『孤狼の血(2018)』は、昭和63年の広島の架空都市・呉原を舞台にした、警察とヤクザの攻防戦を描いたバイオレンス作品。第2作目はその3年後を描く。
コロナ禍の映画館は1席ずつ間隔が空いており、適度な距離で鑑賞できた。
今まではすぐ隣にいる他人のちょっとした仕草が気になってしまうことが多かったので、もうずっとこの体制のまま営業して欲しいくらいだった。
映画館を出たあと、とにかく広島弁を喋りたくて仕方なかった。
燃えよドラゴンを観たあとブルース・リーの真似をしたくなる、あの感じである。
「たいぎいんじゃわりゃー!」
作中の登場人物のセリフだが、汎用性が高すぎて、日常でモヤモヤした時に心底使いたいと思った。
「いやぁ〜、映画って本当にいいもんですね」
思わずこの言葉が頭をよぎった。(麗)