通巻304号・イオ10月号が完成しました
広告
月刊イオ2021年10月号が完成しました。
特集は久々の朝鮮語をテーマにしたもので、タイトルは「우리 말―掴む、話す、考える」
우리 말―直訳すれば、“私たちの言葉”。在日同胞にとっての朝鮮語は、母国語でありながら、時にはつかみ切れない存在です。なぜなら、日本の植民地によって母国と引き離され、日本語を主とする限られた言語環境の中で継承されてきたものだから。
日本にいながらどうして우리 말を学ぶのか。
朝鮮半島が分断されている中で私たちは우리 말をどのように捉えたらいいのか…。
本特集では、우리 말について、朝鮮大学校で朝鮮語を教える李汕玉さんに「私たちとウリマル」と題したお話を、
ハングル能力検定協会理事長、コミュニティ団体やビジネスの現場で朝鮮語を使う方々に、エッセイを寄せていただきました。
「ウリマルとは、私とは―問いつづけた1世、2世の記憶」(呉永鎬)、
「思い出の고향말」、「ウリマルに親しむための3冊」などの関連記事もあり、
それぞれの우리말観について考える機会になればと思います。
単独記事は、「有田焼の母・百婆仙 佐賀・有田の『ギャラリー백파선』を訪ねて」、
J3・ガイナーレ鳥取の金鍾成監督のインタビュー(聞き手・木村元彦さん)、
東京で行われた伊藤孝司さん写真展「平壌の人びと」、
「咸興に暮らす日本人妻・中本愛子さん姉妹」、
中大阪朝鮮初級学校オモニ会の学校支援活動、朝鮮学校応援のクラウドファンディングの動きなどを載せました。
連載「記者のアルバム」では、98年前にあった関東大震災朝鮮人虐殺の追悼行事を追っています。
10月号から始まった新連載「高校無償化裁判を振り返る」の1回目は、田中宏・一橋大学名誉教授の一文「国際人権規範欠いた“1勝14敗」です。
通巻304号となる月刊イオ(定価700円)、ぜひ手に取ってみてください。
●お好きなバックナンバーなど、3つの特典がつく、定期購読キャンペーン(定期購読は3ヵ月から)も引き続き行っておりますので、この機にぜひお申込みください!(瑛)
https://www.io-web.net/subscribe/
●Amazonでも予約受付中です!
www.amazon.co.jp/dp/B09FC9Z3PK
(Amazon発売日は9月18日です/2019年5月号からイオを1冊ずつ購入できます)