記者のアルバムonline ver.2/那覇市内を練り、練り、練り歩く
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沖縄に到着した10月17日から19日までは、那覇市内で取材があり、時間もたくさんあったので、とにかく那覇市内を徘徊した。
とは言っても、迷子になっていた時間も多かったので、そこまで収穫はなかったように思う。その代わり、市内の地理はだいたいつかめた。
国際通りでは、観光客が行きそうな飲み屋街からニッチな飲み屋まで、プライベートで友人と来たいな~と思うようなお店が多かった。
平和通りを抜けたら、沖縄の伝統陶芸・壺屋焼のお店が立ち並ぶ「壺屋やちむん通り」がある。
壺屋焼は、薩摩藩の実質的支配下に置かれた琉球王国の招へいにより、1616年3人の朝鮮人陶工が日本に渡り、窯業技術を導入したことがはじまりだ。
とある陶芸家のお兄さん、「日本の焼き物のルーツはほとんど朝鮮ですよ」と笑っていた。
首里城の瓦も高麗瓦が使われているそうだが、数年前の炎上で修繕がまだ進んでいないため、今回は諦め、「完成したら一緒に行きましょう」と金賢玉先生と約束した。
那覇市内を練り歩いたにも関わらず、あまり収穫がなかったことが残念だが、今回の出張は取材対象に恵まれたので、オールオッケーだ。
次回は、宮古島に暮らす同胞を紹介したい。(蘭)