久々の結婚式で旅行気分
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実はここ最近、2ヵ月連続で親族の結婚式があり参席した。
コロナ禍になり、もう3年目。
月刊イオでも2020年11月号の特集で取り上げた(【特集】新しい生活様式と同胞ウェディング)のだが、
コロナ禍で新しい生活様式が求められ、その中での結婚式準備は本当に苦労が多いと思う。
私自身も子どもが未就学児ということでマスクもできない年齢だったため、
招待状をいただいても、子どもが風邪気味のときは欠席をしていたので、
結婚式参加自体がすごく久しぶりだった。
親族の結婚式はどちらも私の母方、父方の結婚式で昔なじみの子の式だったので、
私はその間、感染対策をいつも以上にして、参加することにした。
4月で行われた結婚式は、大阪が会場だったため、前日に子どもたちを夫に預け、ひとりで向かった。
ひとり身で新幹線に乗れるのは本当に久しぶりで、この感覚を長年味わってなかったことに気づいた。
前日は地元から来て合流した父母たちと、ホテルに向かい、チェックインした。
夕飯は式側の親戚がおいしい食事を用意してくるということで、それまで母と姉たち親子とホテルの外を少し散歩することにした。
近くに美味しいたこ焼きもあるということで、そちらも堪能してきた。
ホテルのそばには読売テレビの建物もあり、コナンの像もあった。
ホテルからは大阪城もみることができ、すごく贅沢な時間だった。
夜は、姉得意のタロットカードで占ってもらい、盛り上がった。
一人用のベッドで、ひとりで寝るのも久しぶりで(普段は子どもふたりに囲まれて寝ている)、
翌朝は疲れが取れるほどの爆睡ぶりで、ひとりで寝るとこんなに違うのか!とびっくりした。
結婚式では懐かしい顔ぶれもたくさん見れた。
遠い親戚であり、中学の時にお世話になった先生や、
久しぶりに会う親戚とその子どもたちとも会うことができた。
皆年をとっても相変らず綺麗で(親戚は綺麗な子が多いのだ)、
でも会うととても楽しく、たくさん話をできた。
朝鮮学校に通う親としての悩みなども共有できたりして、
歳をとれども、こうして話のわかる皆に会えたことがすごくうれしかった。
2ヵ月連続の結婚式はどちらも、感染対策がバッチリ取られ、無事に式を終えた。
幼いころから遊んできた、2人の花嫁は本当に綺麗で、感慨深く、
自然と涙がこぼれた。
そのどちらも、参加者の愛にも溢れていて、
コロナ禍でより、ひとの絆の大切さを実感できたような式だった。
家族も久々に集い、
「こんな風に旅行みたいに皆そろって遠出できるのも最後かもね」と話していた。
結婚式に参加しながらも、とても幸せな時間を過ごせたことに感謝した。(愛)