家での朝鮮語学習タイム
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上の子は朝鮮学校に通っているが、下の子はまだ未就学児。
なので、下の子は朝鮮語はオンマ、アッパ、ムル(水)くらいしか、わからない。
ある日、上の子による、下の子の朝鮮語学習タイムが唐突に始まった。
「ね、ボクはね、『ナ(나:私)』っていうの。わかる?『ナ』だよ! さあ、同じように言ってみて!」等々。。色々教えていた。
そんな姿をみるのは親としても微笑ましく、何も言わずに見守っていた。
少し経ったある日に、上の子に、「なんでいきなり教え始めたの?」と聞くと、
「え、だって、家での今年の目標にしたんだもの。弟にウリマルを教えるっていうのを。」
と教えてくれた。
その目標を学校の教室にも貼っているというのだ。
授業参観の時、見逃していた。
そんな目標を立てていたのも初耳だったのでびっくりしつつも、可愛らしい発想に和んだ。
それとともに、いい目標だなと思った。
人に教えることで、また自分も教わることが多いからだ。
1年生の頃は朝鮮語の授業から逃亡していた子(→子どもが朝鮮学校に入学して – イオWeb (io-web.net))が、
自ら弟に、習った朝鮮語を教えようとしている姿がまた感慨深い。
朝鮮学校の先生たちに、また感謝した出来事だった。(愛)