短歌で知る在日朝鮮人
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「パクチョンファと 振り仮名せるを 差し出せば ボクサダカですねと 念を押さるる」
「強制連行の アボジの子なり 棄民なり、差別、蔑視、無視、放置の六十余年」…
昨年度の月刊イオ連載「1世の肖像」初回で紹介した朴貞花さんが歌集を出版する。
共著者は、日本の植民地主義や差別問題について長年研究されてきた安川寿之輔さん(名古屋大学名誉教授)だ。
同書は朴さんの短歌に加え、安川さんによる朴さんへの聞き取りと歴史分析をもとにした評論で構成される。
約400ページという大作であるため、本来なら定価3300円前後になるが、「より多くの人に手に取ってもらい、日本の戦争責任と朴さんの短歌を伝えたい」との思いで、現在、安川さんが寄付を募っている。
金額は問わない一方、5000円以上の寄付をした方は歌集の最後に名前が掲載されるほか、本書2冊を受け取ることができるクラウドファンディング形式を取るそうだ。
募金に協賛したい・関心がある方は下記のいずれかの方法で安川さんへ連絡を。住所・氏名・連絡先を伝えれば、本書の内容見本と振替用紙が郵送される。
電話/052-781-4585
FAX/052-783-2291
E-MAIL/yasukawa@sa.starcat.ne.jp
書籍は今年7月に完成予定だ。(理)
ご紹介頂いた朴貞花です。有り難うございました。FBの中の 秋山真也さんの記事で知りました。
早速、安川寿之輔教授に報告しました。安川教授への取材もして下さいますように、よろしくお願いします。