思い出の味、聞かせてください
広告
月刊イオ9月号の特集は、「楽しく知ろう、ウリの食」。
朝鮮半島や同胞社会の食文化を紹介する企画です。
私は日本生まれの三世ですが、一世の祖母たちの手料理に親しみながら育ちました。100歳になる父方のハルモニは、料理が上手で、親子丼からカルクッスまで、何を食べてもおいしかったです。
結婚してからは、2世のシオモニから祭祀の準備をしながら朝鮮料理を教えてもらい、またシオモニ自身が姑から料理を習った話もたくさん聞きました。
早くに実母を亡くした義母は、結婚した後、義母から朝鮮料理をいちから習ったそうです。生まれ育った姫路で結婚。幼い頃は大きなバケツでコンナムルを育てていた、近くで豚も飼っていた、とのこと。「一世は基本がしっかりしている」との言葉が印象的で、料理を習うなかでこのような思いを抱いたのでしょうか。
シオモニも何でもおいしく作ってくれるので、手料理が並ぶ祭祀や正月が時に待ち遠しくなります。チゲやナムルなど、真似て作りますが、なかなか同じようにならないのが料理作りの難しいところですね…。
今特集では、読者の皆さんの「思い出の味」についても紹介したいと思っています。
同胞ならではの家庭料理、オモニの味、ハルモニの味、故郷で食べた思い出の味…など、あなたの大好きな朝鮮料理、懐かしい味について、聞かせてください。
字数の目安は400字。
件名に「思い出の味」と明記の上、io@io-web.netまで送ってください。
締め切りは7月30日。
採用された方にはクオカード1000円分をプレゼントします。