アントニオ猪木さんを撮影した思い出
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10月1日、アントニオ猪木さんが亡くなった。
先日、(相)さんが書いたブログでも紹介された(https://www.io-web.net/ioblog/2022/10/07/89018/)が、近年アントニオ猪木さんがイオに登場したのが2012年9月号だった。
私はこの取材に編集長とともに、撮影担当として同行することができた。
取材前にアントニオ猪木さんを直にみることができたのは、2010年12月3日に両国国技館で行われたプロレスイベント「INOKI BOM-BA-YE 2010」でだった。招待状をもらい、同僚たちと観覧した。
初めてみるプロレスに圧倒されぱなしだったが、パンフレットに書かれた猪木さんの言葉はとても力強く、総じてとても興奮したイベントだった。
この感動を忘れないでおこうと、チケットと共にパンフレットも大事にとってある。
それから2年後の2012年、特別企画「朝・日の10年、現状打開のために」のデザイン担当だった私は、取材同行が決まってからはソワソワがとまらなかった。
間近でアントニオ猪木さんに会えるということと、うまく撮影できるだろうかという緊張と、で前日から何度も機材をチェックしていた。
直接お会いしたアントニオ猪木さんは、声も張りがあり、身体も大きいのだが、何より発する言葉に重みがあり、存在そのものが大きく感じられた。
(インタビュー記事は前述の(相)さんのブログで全文読めるのでぜひ読んでもらいたい。)
誌面の雰囲気上、厳しい顔の写真しか掲載できなかったが、朗らかな笑顔も素敵な方だったので、未掲載写真を公開したいと思う。
自身の経験に基づいた数々の名言、重要な言葉をわたしたちに遺してくれたアントニオ猪木さんのご冥福をお祈りいたします。(愛)