素晴らしかった創建慶祝大公演
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日本や西洋の流行歌にほとんど興味のない私だが、唯一好きなのがウリナラ(共和国)の音楽だ。特に学生時代に覚えた朝鮮の曲が好きで、そうなると必然的に1970年代までの古い歌が好きだということになる。
学生時代は本当にウリナラの曲をたくさん覚えた。歌詞を通して朝鮮語の単語を習得したのも懐かしい思い出だ。
ひと月以上前のことだが9月8日の夜、朝鮮民主主義人民共和国創建74周年慶祝大公演が行われた。会場になったのは万寿台議事堂と人民劇場の間に設置された特設ステージ。
慶祝大公演ではウリナラの歴史を朝鮮の名曲で振り返った。1948年の創建から民主改革の実施、苛烈な祖国解放戦争(朝鮮戦争)と勝利、戦後の復旧建設、社会主義建設といった歩みをそれにちなんだ曲が物語り紡ぎだす。
조선민주주의인민공화국창건 74돐 경축 대공연
しょっぱなの「人民共和国宣布の歌」からたちまち引き込まれる。「金日成元帥にささげる歌」「勝利の5月」「祖国保衛の歌」「決戦の道へ」「千里馬大進軍の歌」「世界にうらやむものはない」などなど次々に登場する懐かしい名曲に涙が出そうになるほど喜びを感じた。
夜空を彩る花火や万寿台議事堂に映し出されるプロジェクションマッピングなども本当に美しく、公演全体の演出も洗練されていた。本当に大満足の慶祝大公演だった。
SNSでアップされていた動画を、これまでに6度は繰り返して見ている。これからも繰り返し見たいと思っている。(k)