在日朝鮮学生美術展へ観覧に
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先週半ば、仕事を全速力で片づけて在日朝鮮学生美術展東京展へ行ってきました!
最近は、仕事やプライベートが忙しく、展示会に行く気力もなかったのですが、美術教師をしている友人が動画で在日朝鮮学生美術展東京展の宣伝をしていたのを見て、行きたい気持ちが一気に高まりました。
展示会場に着くとまず目に入ったのが、企画展示の盛大な作品群でした。
以下展示挨拶より抜粋~
企画展示は東京展実行委員会が日本と韓国のNGOと連動しながら、東アジアの平和な未来のために、子どもたちが絵で出会い高いの理解を深めることをめざした絵画交流の発表の場です。毎年テーマを変えながら東京ー平壌ーソウルー延吉(中国)など各地域の子どもたちが描いた絵を集め、大きな合同作品に仕上げています。今年は20年にわたる絵画交流の歩みをテーマにした展示になりました。
イオ編集部で働き始めて間もなくの頃に取材した、絵画交流の絵なども展示されていて、懐かしく観覧しました。
会場入り口で受付。折しも運よく美術科同級生の友人が受付をしていて、久しぶりの偶然の再会に喜びました。荷物を受付に置いてもらい早速観覧。
朝鮮学校附属幼稚班の作品から始まり、低学年、高学年、中学生、高校生たちの作品が並んでいました。
観覧するたびに思うのは、朝鮮学校に通う子どもたちのほとばしる感性がみごとに毎回溢れでていて、見ているこちらまでもワクワク楽しい気分になります。本当にすごい展覧会だなと思います。絵だけではなく、工作もどれも手が込んでいて面白く、一目で楽しみながら制作したんだなと思わせてくれます。
観覧に行った日は、朝鮮学校に通う児童、学生たちも多く観覧に来ていて、みんな「この作品、僕より年下なのに、僕より断然上手だ!」とか友だちと話しながら楽しそうに観覧していました。
高校生たちの作品になると、途端に大人もびっくりするほどの上手さと迫力で、本当に高校生なのか!?と驚くような作品が沢山展示されていました。
廃材などで作りあげられた立像や、緻密な鉛筆画等々。。。今の高校生の実力に脱帽しっぱなしでした。
朝鮮学校に通う児童、生徒たちの溢れ出る感性の煌めきに、自身も大いに刺激を受けた展示会でした。(愛)
※今後の地方展 日程は以下です。(在日朝鮮学生美術展HPより⇒第49回(2022年度)学美展情報 – GAKUBI:在日朝鮮学生美術展 (gakubi1972.com))
■千葉展 12月6日(火)〜11日(日) 千葉市美術館市民ギャラリー
■東海展 12月7日(水)~11日(日) 愛知県刈谷市美術館
■北海道展 12月20(火)〜22日(木) 札幌文化芸術交流センターSCART
2023年
■神奈川展 1月7日(土)〜11日(水)※9日休館 川崎教育文化会館
■町田展 2月17,18日(金、土) 町田市立国際版画美術館市民ギャラリー