ワールドカップの熱狂
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カタールでサッカーのワールドカップが行われている。日本の快進撃もありものすごく盛り上がっている。しかし、個人的にはあまり興味がなくほとんど観ていない。昨年の東京オリンピックもそうだった。
多分、歳を取ったせいだと思う。大会の回数を重ねるごとに興味が減っていく。朝鮮民主主義人民共和国が出場していれば大会に興味が沸いて試合を熱心に応援するのだろうけれど…。
ワールドカップに興味がないので日本の勝ち負けにも興味が沸かない。勝てば良かったねとは思うけれど。
しかし、勝った試合の場合(予選リーグでドイツとスペインに勝った)、翌日のテレビのニュースやワイドショーなどの番組が勝利の報道一色になるのが、どうにかしてほしいと思う。
スポーツコーナーを少し延長して伝えるくらいなら我慢できるが、番組のスタートからほとんどの時間がそれ一色になる。
試合の内容以外にも渋谷などで騒ぐ若者の姿や喜びの声を繰り返し放送する。
勝ってうれしいのはわかるが、サッカーの話題に押し出されたニュースの中に大事なものがあるのではないか、知る機会を失ってしまったのではないかと思ってしまうのだ。例えば敵基地攻撃能力や防衛費大幅増額、物価高、世界情勢のこととかをもっと詳しく報道してほしい。
今日朝起きて結果を見ると、日本がクロアチアにPK戦の末に惜しくも負けていた。朝のニュースはそのことを伝えていたけれど、時間も思ったほど長くなく熱はスーッとなくなっていた。
応援していた人は残念だろうけれど、これからいつもの報道が戻ると思うと安心する。(k)