イオ2023年1月号が完成しました。

特集は、「“好き”を仕事に　―私のスモールビジネス」。近年、注目が集まっている「スモールビジネス」を取り上げました。趣味や特技の延長線上で、身近なところからアイデアやニーズをくみとって、自分の手が届く範囲で小規模のビジネスを始めた同胞たち。ペット移動葬儀サービス、ハンドメイドグッズの制作・販売、コリアンフード販売、書道教室運営など事業内容もさまざま。「好き」仕事に、時間や場所にとらわれない働き方を模索する人たちを紹介します。

新しい連載も始まりました。

同胞数の少ない地域を訪れ、その地に住む人びとに地域同胞コミュニティの歴史や自身の思い出について語ってもらう「このまちの思い出」。第1回は香川県を訪れました。

在日朝鮮人式ウリマル（朝鮮語）の間違いを専門家にただしてもらう「脱！ウリボンマル」、シニア世代の同胞たちのエッセイ「いつまでも歩みを」。

ほかにも、「13歳からのメディアリテラシー」、「30代からのマネー講座」など読み応えのある企画が揃っています。

特集、連載のほかにも、11月20日に開催された「ウリ民族フォーラム2022」、26日に行われた埼玉同胞音楽舞踊劇「어머니의 자서전（母の物語）」、オンラインで開催された「南北コリアと日本のともだち展」のレポート、朝鮮民主主義人民共和国の世界空手連盟正式加盟、アントニオ猪木さんの追悼エッセイなどの記事が載っています。

そして、2015年から8年にわたって続いてきた連載「朝鮮学校百物語」が最終回を迎えました。西神戸朝鮮初級学校の教員・金曙愛さんを取り上げています。

表紙は、特集に登場していただいたレザークラフト作家の尹亮二さんです。

1月号から「イオを読んでみたい！」という方は、こちらから定期購読をお申し込みをお願いします。Amazonで1冊からのご購入も可能です。現在、1月号の予約受付中です。ご予約はこちらから。（相）