過去の朝鮮新報「新春漫画」紙面に感動
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今年の年越しは大晦日の夜から実家に帰省することができました。
お正月には毎年恒例の祭祀にも参加でき、ひさびさにゆったりとした時間を過ごすことができました。
祭祀を無事に終えゆったりとした時間を過ごしていると、姉が「懐かしいものがでてきた!」と色々なものをリビングにもってきました。
姉は約25年前ほど朝鮮新報社の営業部デザイナーとして働いていました。その当時の資料などを入れた段ボールを実家で発見したのだそう。
朝鮮大学校美術科を卒業して20歳から働き始めた姉が描いたイラスト、漫画、チラシなどをたくさん見せてもらいました。
なかでも私が感動したものがこちら。↓
朝鮮新報で年明けに掲載していたページ「新春漫画」。
錚々たる方々のお名前と作品が!!!
漫画イプニで有名な全哲ソンセンニム(先生)はじめ、朝鮮新報の政治風刺画を描いていらっしゃった蔡峻ソンセンニム、同胞美術界では大ベテランの方々と、イオの表紙でもグラフィックを制作してくださっていたホサンホさん等々。。。
紙面を見ただけでも、ワクワクドキドキ、こちらが楽しくなる1枚でした!
姉がいた当時は朝鮮新報の新春漫画は毎年恒例だったそうで、巨匠と呼ばれる方々と同じ誌面に載るということで、力作を描かねばとすごく頑張っていたということも教えてくれました。
当時、全哲ソンセンニムとも会話をしたエピソードも教えてくれて、羨ましいかぎりでした。
いま見ても全く色あせないイラストの力に圧倒されました。
お正月から眼福を得て、心も癒されました。
自分もいつかこんな素敵なイラストを描けるよう頑張らねばと思ったとともに、在日同胞美術家たちが描いた作品をもっとたくさん見てみたいと思ったお正月でした。(愛)