月刊イオ3月号が完成しました。

特集は「朝鮮新報平壌支局　その仕事と裏側」。

1988年12月に開設された朝鮮新報平壌支局では、朝鮮の政治、経済、文化、暮らしの隅々まで取材し、北南、朝・日関係に深くコミットしながら歴史的瞬間を現地から報道してきました。西側を拠点に活動するメディアが、30年以上にわたり朝鮮に支局を置くのは他に類例を見ません。特集では、平壌支局で活動した往年の記者たちや現役記者たちを取材し、その仕事と裏側に迫りました。現地スタッフから届いた最旬平壌レポートもお届けします。

また3月号では、2015年１月号から始まり今年1月号で最終回を迎えた連載「朝鮮学校百物語」を振り返る企画も。8年にわたる長期連載で扱った多種多様なテーマたち、できなかったことややり残したこと、連載を通じて見えた歴史を記録する意味まで、連載を担当した編集部記者たちが振り返りました。

ほかにも、鹿児島、宮崎、熊本に暮らす約50人の同胞たちが結集した、「南九州同胞新春の集い」、大阪朝鮮中高級学校創立70周年記念公演や尼崎朝鮮初中級学校チャリティー公演など朝鮮学校関連の記事も豊富です。

「13歳からのメディアリテラシー」「30代からのマネー講座」「脱！ウリボンマル」などの連載も好評掲載中。イオ編集部記者が日本全国津々浦々を訪れ、その地に住む同胞たちに地域コミュニティの歴史や自身の思い出について語ってもらう「このまちの思い出」の第3回は、熊本の同胞たちが登場します。

表紙は、大阪中高創立70周年記念公演の出演者たちです。

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