感謝の思いと新しい始まり
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今年3月、朝鮮大学校外国語学部を卒業し、朝鮮新報社に入社した。そして月刊イオ編集部に配属された。
幼稚園から含め19年間の民族教育を経て、同胞社会に貢献したいという思いから朝鮮新報社への入社を希望した。3月12日に行われた卒業式では、4年間、苦楽を共にした同級生たちと、「同胞社会の担い手になろう」と誓いを立てた。そして4月から、ここで新しいスタートを切ることになった。
まだ緊張も残っているが、仕事を楽しみながらたくさん学んで、素晴らしい記者になるために頑張りたいと決心している。
同時に、今まで自分を育ててきてくれた先生たちや、親に対する感謝の気持ちも忘れてはいけないと感じている。自分を導いてくれた大人たちは、私にとってかけがえのない存在である。
本当にいろんな人に支えられながら、悔い無く学生生活を終えられた。次は社会人として、専従活動家として、私が同胞社会を支えていかなければならない。
さまざまな場面で若者たちが活躍している。「セセデ」―新しい世代への期待は一層高まっているし、その可能性も限りないと思う。ある例として、要素は少し違うが、自分は野球やサッカーが特に好きで、若い世代の選手たちが抜擢され、活躍している姿を見て、刺激を受ける。
同胞社会の、そして朝鮮新報社月刊イオ編集部の「セセデ」として活躍するためのスタート地点に立っている今、やれること、やらなければいけないことがたくさんある。
「皆は今から新しい人生を始める。新しい仕事が決まった日は第二の誕生日と言う」
卒業式での外国語学部学部長の言葉がとても印象に残っている。
学生から大人へ、学びから実践へ、これを新入社員としてのモットーにしていきたい。
新しい始まりと共に、新しい自分に生まれ変わるために、先輩記者たちから多くのものを吸収して、個性ある記者になりたいと思っている。
最後に、米国の思想家・エマーソンの言葉を紹介したい。
「絶えずあなたを何者かに変えようとする世界の中で、自分らしくあり続けること。それがもっとも素晴らしい偉業である」
これから努力と学習を惜しまず、何事もハングリー精神を持って仕事に取り組んでいきたい。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。(国)