入管法改悪案が審議入り、国会前では抗議アクション
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日本政府が3月7日に閣議決定した出入国管理及び難民認定法(入管法)改定案が4月13日から衆議院で審議入りする。
今回の入管法改定案は、2021年に国内外からの強い反対の声を受け廃案になった旧改定案とほぼ同じ内容のもの。
▼世界的に見ても低い難民認定率を改善しないまま、難民申請者を強制送還できる仕組みを設ける、
▼帰国できない事情がある人に帰国を命じ、従わないと処罰する、
▼在留資格のない外国人に対する無期限・長期収容の制度を維持する、などの問題点が指摘されている。
※入管法改定案の問題点については、https://t.co/RzC5W4B895 を参照。
「改悪」と言っていい今回の入管法改定案に反対する「緊急スタンディング&リレートーク」が13日19:00~20:30まで国会前で行われる。
主催は#FREEUSHIKU, Save Immigrants Osaka, NPO法人移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)。
この日の抗議行動には、飯山由貴さん(美術家)、鳥井一平さん(移住連共同代表理事)、鈴木雅子さん(弁護士)、安田浩一さん(ジャーナリスト)、周香織さん(クルド人Mさんを支援する会)、金井真紀さん(難民・移民フェス実行委員)をはじめとする人びとがスピーカーとして登壇する。
翌14日からは衆議院第二議員会館前でシットイン(座り込み)が行われる。
13日の緊急スタンディング&リレートークと14日のシットインの詳細は、移住連のウェブサイト(https://migrants.jp/index.html)まで。(相)