G7サミット開催に意味はあるのか
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第49回先進国首脳会議(G7サミット)が5.19~5.21にかけて広島で開催される。G7にはフランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、カナダ、日本の7カ国が加盟している。今回の会議には欧州連合のミシェル大統領とフォンデアライエン欧州委員長も参加する。議長国である日本はG7以外にも8カ国を招待しているという。この中には韓国の尹大統領もはいっている。そしてサミットに先立ち日米首脳会談、サミット最終日に韓日米首脳会談が開かれる可能性があるという。この会談でどのようなことが議論されるのか注目だ。
そしてサミットでの主要課題が「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜く」、「グローバルサウスと呼ばれる国々への関与の強化」、「ロシアに対する制裁措置の扱い」である。
岸田総理はNHKのインタビューでこう答えた。「日本もG7と枠組みを通じて協調して制裁を行ってきた。政策の効果についていろいろな議論はあるが、例えばロシアにおいては、輸入依存度が高い自動車産業で急速に活動が低下しており、半導体不足で武器の製造が滞っているなど、さまざまな制裁は一定の効果は出ていると認識している」。
果たしてロシアへの制裁は正解なのか。本当にウクライナ戦争はロシアだけの問題なのかを問わなければならないと思う。
そして今回のサミットには批判の声もある。特に強く批判しているのが国際人権NGO、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)、国際NGOオックスファム、WHO(世界保健機関)、中国である。中国外務省は16日の記者会見で「陣営対立を煽っている」とし、「日本は全力を尽くして隣国を中傷している」と反発した。また中国ウイグル人権問題を指摘した米国務省の報告書についても「偏見に満ちており、断じて受け入れられない。人権や宗教、民族などを口実にした中国への内政干渉」と批判した。
このような批判があるなか果たしてG7サミットはいつまで続くのか、開催する意味はあるのかを皆に問いたい。(国)
朝鮮外務相が指摘した様に、G7も所詮は閉ざされた利権集団、米国に服従する政治的道具でしか無いと思います。劣化ウラン弾を供与した英国や原爆を投下した米国を被爆地広島で盛大にもてなす事自体が被爆者達に対する愚弄ですし、会議も結局は朝鮮や中国、ロシア誹謗の大合唱に過ぎません。平和の為ではなく、覇権の為の談合を広島でやる事の意味は、はっきり言って無いと思います。