読書の大切さをいま一度考える
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自分が読書をするようになったのは遡ること4年前の大学1年生時だった。高校まではあまり本を読まず、時々好きだった東野圭吾の小説を読むだけだった。
本を読んで何になるのかと思っていた高校時代だった。しかし自分の認識が変わったのは朝鮮大学校に入学した後だった。学問の水準も1段階上がり、自主的に勉学に励むという環境に慣れるためには読書量を高校の時より増やさないといけないと実感した。その後から本屋に行き、自分の興味のある専門書や学問書などを手に取り、少しずつ読むようになった。特に国際関係の部類にどんどん興味を持つようになってきた。その影響で3、4年の時は国際関係ゼミに所属した。担当の林裕哲先生にはとてもお世話になった。
そして本を読む大切さを身をもって感じたのは大学2年生の時の担任の先生の助言だった。その先生は自分にこう言った。「読書はとても大事なことです。たくさん本を読みなさい。そして本を読みながら気になった文章や重要だと思った文章を書き留めなさい」。
これは記者活動をするうえでも必要なことだと感じた。記者として読書は欠かせないと自分の中で思っている。取材に行く前に事前学習として資料や本を読むのは怠ってはいけない事だと思い知らされた。
いま思い出すと大学時代の先生の色々な教えがとても身に染みている。その中に読書の大切さも含まれている。この教訓がなければ多分、読書を好きになっていなかったと思う。
これからも読書を怠らず、好きな本をどんどん読んでいきたいと思う。(国)