枝豆収穫と食育
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ある日、子どもを園にお迎えにいくと、「枝豆を収穫しました」という掲示が。
子どもたちが、園の畑で豆まきから水やりまでして枝豆を育てているとは聞いていたが、それがついに収穫を迎えたらしい。
袋に枝豆がポツポツ入っているのかと思いきや、まるで違った。
葉っぱ付きで、大きさも子どもと同じくらいの背丈がある根っこつきの枝豆が新聞紙にくるまれていた。
なんでも枝豆は鮮度が命だということで、根付きでないと鮮度が急速に落ちてしまうのだとか。
いままで枝豆はパックで売られているものか、冷凍しか食べてこなかったので、あまりの大きさに驚いた。
スマホ検索して、根付きの枝豆を食べる方法を調べてみた。
まず子どもたちで、枝豆を枝から切ってもらった。
次に流水で洗い、塩をもみ込んで産毛を取るのだということで、やってみた。
そして、枝豆は少ない水の量で蒸す感じにすると美味しいということで、トライしてみた。
やはり根付き枝豆調理初心者だとあまりうまく産毛を取ることはできなかったが、できあがった枝豆は小ぶりながらも美味しかった。
収穫した張本人がいちばんパクパク食べていて、他の夕飯を準備している間にすべて平らげてしまっていた。
面倒な作業はあるが、自分で豆からまいて育てた野菜となると、また格別な味なのだろうと思う。
最近の園では食育にも力をいれていて、子どもたちが種から何かを育て、夏になると様々な夏野菜を収穫し保護者が自由に持って帰れることもあり、ありがたいかぎりだ。
上の子の時は、ゴーヤを育て、たくさん収穫していて、自身で育てたゴーヤを味わうことも多かった。
なので、子どもは「苦いけど美味しい」といい、夏になるとゴーヤを食べたがる。
食育とは、本当に大切だなと思う。
いまが旬の夏野菜、食育という観点も意識して、これからもたっぷり味わいたい。(愛)