12月号特集を作り終えて
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スポーツにはさまざまな種類がある。例えばサッカー、野球、バスケットボール、バレーボール、テニス、バトミントン、卓球など。
世界中ではこれらのさまざまなスポーツが人気を博している。人びとが実際に見に行けるような大会も少なくない。オリンピックなど多くの観衆を集める大会も多い。
また高校生たちを対象にしたさまざまな大会も存在する。日本を例にとると夏のインターハイ(IH)、冬に行われる大会(サッカー選手権大会、バスケウィンターカップなど)などが代表的だ。世界的に見れば、サッカー・ワールドカップ、世界陸上などが大きな大会と言える。
前振りはこれくらいにして、ここからは自分が高校までサッカー部に所属していた時を振り返りながら、思った事を綴っていきたいと思う。
自分の心の中を未だによぎるのが高校3年生の時に味の素フィールド西が丘で行われた冬の選手権大会の東京都準決勝だった。自分はベンチ外で応援をしていた。相手は過去に夏のインターハイと冬の選手権合わせて9回の優勝を誇る帝京高校。昔から十条ダービーと言われるこの戦いは夏のインターハイ東京都予選に続き選手権大会の準決勝でもあたることになった(インターハイ予選では朝高が4対3で勝利)。
西が丘には朝高のユニフォームカラーと一緒の赤い服を着た同胞たちが大勢来ていた。自分たち応援団の後ろの席は赤い観衆で埋まっていた。試合は後半途中まで朝高が2対0で勝っていたが、結果的に4点を食らい負けた。
https://www.io-web.net/ioblog/2018/11/13/77174/
試合を終えて感じたことはチームが同胞たちの応援に支えられたということ。
スポーツを通じて同胞たちに勇気と感動を与えられることがまさに在日コリアンアスリートの力だと思う。現在、さまざまな分野で在日コリアンアスリートたちが活躍しているということに勇気をもらえる。
11月16日に発行される月刊イオ12月号に掲載される特集「はばたけ!コリアンアスリート」にも注目していただきたい。(国)