イオ2月号が完成しました
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月刊イオ2024年2月号が完成しました。
今回の特集は「冬にうれしい! コリアンスープ」です。さっと作れる簡単スープから手の込んだ本格スープまで、在日同胞2世の作り手たちがとっておきのレシピを紹介してくれます。渡り蟹のスープ、牛すじスープ、ミョンテクッ、あさりともやしのスープ、キムチとツナのスープ、わかめたっぷりミヨックッなどなど。おなじみのスープもアイデアスープも一口いただけば、ホッと幸せが広がります。スープに合う副菜のレシピも掲載しています。寒さ深まる今日この頃、お腹も心も絶品コリアンスープで温めましょう。
「アオハル―朝鮮高校青春記」「恋とか愛とか悲喜こもごも」「13歳からの朝鮮入門」「暮らしに우리말(ウリマル)」「おうちで簡単 朝鮮料理」「トンネの顔」など新連載も充実しています。「世界を見る眼 World View」では、朝鮮民主主義人民共和国がロシアとの関係を強化する理由について、昨今のウクライナ情勢と絡めて読み解いています。必読です。
ほかにも、昨年12月に愛知県立大学で行われた、康宗憲さんの話を聞くイベント「祖国(ホームランド)を創る―死刑台を超えて」、昨年12月で500回目を迎えた文部科学省前の「金曜行動」、昨年11月に刊行された大阪朝鮮学園裁判記録集の書評、沖縄で芸術による歴史の継承に取り組む佐喜眞道夫さん(「佐喜眞美術館」館長)と金城実さん(「恨之碑」製作者)の2人に迫ったルポ、名護市辺野古で米軍新基地建設に抗う人びとを取材したルポなどの記事も掲載されています。
そして、今号で3年間続いた中村一成さんの連載「いま、この時代に出会う」が最終回を迎えました。前回の連載「在日朝鮮人を見つめて」と合わせて、中村さんには合計7年間、イオの誌面に文章を寄せていただきました。最終回はパレスチナ/イスラエル情勢について書いています。
表紙は、愛知県名古屋市にあるデイサービスセンターいこいのマダンの利用者・金春子さんです。撮影は特集の取材の合間に行いました。おいしいスープを口に運び、とびきりの笑顔を見せてくれた金さんでした。
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(相)