サッカー部時代を振り返って
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自分は小学4年生の時にサッカーを始め、高校3年生まで続けた。12年間の部活動は強く記憶に残っている。自分はあまりサッカーがうまくなく、体力面でも技術面でも強みがなかった。小学校(東京朝鮮第1初中級学校)の時は周りの同級生がサッカー好きが多くて、全然ついていけなかった。6年の時の最後のコマチュック大会(2012年)でBチームの主将を任され、とても緊張した。この年に東京第1のAチームは大会で優勝した。
その後、中高時代も公式戦にはあまり出られないまま終わってしまった。
今思えば学生時代にもっと努力をしていれば、もっと多く試合に出られたかもしれない、プロサッカーを夢見られたかもしれないと後悔している。小学校時代、朝鮮民主主義人民共和国代表が2010年のワールドカップ南アフリカ大会に出た。その時、東京朝鮮中高級学校で行われた朝鮮対ポルトガル戦のパブリックビューイングに参加した。在日同胞の安英学選手や鄭大世選手が国家代表選手として大会に出場したのを見て、いつか朝鮮代表として国際舞台に出たいと思った。この2人の同胞選手は自分の中でヒーローだった。
あのとき、夢に向かって努力をすれば、成果が出ていたかもしれない。自分の同級生、特に中学、高校時代のサッカー部の同級生の何人かは社会人リーグなどでプレーを続けている。彼らは本当にサッカーが好きで、努力を惜しまなかった。
去年6月、朝鮮学校への補助金支給を考える第二回都議会勉強会の取材で安英学さんに直接会った。安さんの講演にとても刺激を受けた。
第二回都議会勉強会記事はこちらから
https://www.io-web.net/ioblog/2023/06/27/91089/
今後も記者活動を続けながら、同級生からプロサッカー選手が出たら取材に行きたいと思っている。また2月24日には平壌の金日成競技場で、28日には東京の国立競技場で朝鮮民主主義人民共和国の女子代表チームがパリオリンピック2024女子サッカーアジア最終予選の試合に挑む。3月には朝鮮代表男子が19日から22日にかけてFIFAワールドカップ2026アジア2次予選の試合に臨む。(国)