上野公園が面白かった
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御徒町で夕方に飲み会があった日のこと。
11時に家を出て正午ごろに上野に到着した。上野公園を散策しようと思ったからだ。
子どもが小さいときに動物園に連れて行ったこともあるし、公園の近くに同胞がよく結婚式をやる宴会場があり参加するときに公園を歩く。
何度も足を運んでいる公園だがじっくりと散策したことがなかった。
公園に入ってすぐ右に国立西洋美術館がある。有名な建築家であるル・コルビュジエが設計した建物だ。その前の広場に彫刻がいくつか置かれている。まずそれを見学した。
彫刻はロダンのものが多い。「考える人」「地獄の門」「カレーの市民」を見ることができる(もちろんレプリカ)。
次に向かったのが国立科学博物館。
この日の最大の目的はここに来ること。昔からその存在は知っていたけれど、入館し見学することがなかった。ずっと気になっていた施設だった。
博物館の横にはシロナガスクジラの実物大のオブジェが鎮座している(最初の写真)。
ウィキペディアによると、「国立科学博物館は「自然史に関する科学その他の自然科学及びその応用に関する調査及び研究並びにこれらに関する資料の収集、保管(育成を含む)及び公衆への供覧等を行うことにより、自然科学及び社会教育の振興を図る」ことを目的とした博物館である」と説明されている。
館内は日本館と地球館に別れている。ものすごい数の展示物があって見ていて飽きない。
動物のはく製が圧巻だし恐竜の化石も多い。有人潜水調査船や人工衛星なども展示されている。
興味深かったのは1メートルや1キログラムなどの単位がどのように決められているのかということ。そういう情報も学ぶことができた。
小学生が学校単位で見学していた。息子も小学校高学年や中学のころに連れてきてあげればよかったと思った。
一般の入場料は630円だった。18歳以下、65歳以上は入場無料だ。無料になったらまた行きたい。
上野公園には東京国立博物館や東京藝術大学美術館、下町風俗資料館、不忍池などいろいろな施設がそろっている。また訪ねてじっくり見学したい。
上京して40年以上が経つが、若いころは会社とアパートの往復でたまに繁華街に行くくらい。子どもができた後は喜びそうなところに遊びに連れて行く程度。都内にはまだまだ訪れていない場所が多い。時間を見つけていろいろなところに行ってみたい。(k)