次号特集では、トンポの名店を訪ねます!
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昨日、本誌6月号の締め切りを終えた。
次号の特集は、「愛され名店を訪ねて」。地域同胞や日本市民から長年愛されているトンポ(同胞)の名店を取材した。
地域で愛される「味」を、今日に至るまで守り続けている同胞たちや、異国の地にやってきた1世が構えた店の味を代々継承してきた同胞たちを紹介する。そして、惜しまれつつも店を畳んだ同胞も。
人に歴史あり、同胞飲食店に歴史あり。飲食店を取材する過程で、同胞の家族史を垣間見た。なぜ地域に愛されるのか―。名店の裏の絶え間ない努力も見逃せない。
取材のために各地域にリサーチをかけたが、やはり圧倒的に焼肉屋が多かった。
余談だが、私は、学生時代に同胞の焼肉屋でアルバイトとして働いていたことがある。また地元の同級生で親しい友人も家業が焼肉屋(上記とは別店舗)で、初級部の頃からよくお店で食べさせていただいた。あの店のタンの味が恋しい。昨年これまた親しい人とその店で食事をした。昔、食べさせてもらっていた(しかも私は結構大食いの方)恩返しにと思っていたが、またサービスをされてしまった。いずれイオでも紹介したいところだ。やはり同胞の飲食店は同胞の事業として、同胞の歴史として、記憶の中でも大きな位置を占めている。
ご紹介しきれなかった名店も多いものの、その歴史の一端を誌面を通して、感じ取っていただけれると幸いだ。
次号6月号の発売日は、16日。こうご期待!
なお、特集「必勝!朝鮮」が収録された本誌5月号も好評発売中だ。(哲)
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