同胞飲食店へ取材に
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月刊イオ6月号特集のために同胞飲食店へ取材に行ってきた。雨が降る中、向かった先は群馬県。JR宇都宮線の小山駅から古い雰囲気が残る両毛線という電車に揺られながら降りた駅は桐生駅。桐生駅から総聯群馬県本部の李和雨委員長に同行してもらい、目的のお店である「焼肉飯店林」に辿り着いた。
お店の屋根には焼肉飯店林という看板が貼られ、お店の入口のドアには店名が入った紺色の暖簾と美味しいランチやってますと書かれた黄緑色の旗が立っていた。お店の中に入ると老舗の雰囲気が漂う木造の座席が並んでいた。
まずは委員長とランチ。タン塩の定食と迷ったが、せっかくなので自分はカルビとハラミが食べられる定食を選んだ。甘いタレとお肉の柔らかい食感がマッチして白米が進んだ。付け合わせの味噌汁ともやしのナムルも抜群に美味しかった。
ランチを終え、いよいよ取材をスタート。店主を務める方からさまざまな話を聞く過程で在日同胞が営んでいるお店がその地域の同胞たちが集まる場であり、同胞たちに愛され続けているという意義を感じることができた。先代から2代目、3代目へ引き継いでいくということは同時にお店も続いていくということ。
当日は店主の方のご協力もあり、料理、店内、店外の撮影や代表的なメニューの試食を行うことができた。今回の取材は同胞飲食店を深堀りすることができた取材になった。
5月16日発売の月刊イオ6月号の特集では地元に愛されている同胞飲食店や惜しまれつつ閉店したお店、代を継いでお店を守っている方たちの記事が掲載されます。ぜひともご期待ください(国)。