好吃! 食い倒れ台湾旅【最終回】~「孤独のグルメ」巡り~
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台北→台中→台南(日帰りで高雄)と南下した台湾旅7日目。二日間滞在した台南から新幹線に乗り、再び台北へと戻った。
最後の観光は、台北の人気スポット「迪化街」へ。台北最大の問屋街である迪化街は、漢方薬や乾物、布類などの問屋がある活気ある通りだ。
お昼時とあって、地元の人や観光客などが昼食を楽しんでいた。
この日の目的は、人気ドラマ「孤独のグルメ」の台湾編で、主人公・井之頭五郎(以下、五郎さん)が立ち寄った店を巡ることだった。
まずは「原味魯肉飯」へ。ここでは、五郎さんが食べた「下水湯」と「乾麺」を頼んだ。
作中、五郎さんも「下水」の文字にビックリしていたが、下水湯は生姜が効いた砂肝のスープだ。「下水」は元々「捨てるもの」という意味で、台湾では内臓を意味する。ホルモンの語源になった「放るもの」(ほる=関西弁で“捨てる”の意)に似ている。
今までたくさんの孤独のグルメファンがこの店を訪れたのだろう。我々を日本人観光客と思ったらしい店主が、五郎さんが食べたメニューを日本語で教えてくれた。
翌日、同じく五郎さんが訪れた「永樂担仔麺」へ向かった。ここには私が大好きな鶏肉飯がある。店は木曜日定休。赤字で「担仔麵」と書かれた黄色いのれんが営業中のサインだ。
ここでも日本人観光客と思われたのか、店員が日本語のメニューを渡してくれた。
そこには「五郎特餐(五郎セット)」の文字が。五郎さんがドラマで食べたものがセットになっていた!(笑)
次に向かったのは「古早味豆花」。こちらも五郎さんが訪れた「豆花(トウファ)」専門店だ。
「豆花」とは、豆乳を硫酸カルシウム等の凝固剤で固め成形したゼリー状の食べもの。甘いシロップやフルーツなどをかけて食べる、台湾で古くから親しまれているスイーツだ。
最後に、台北でお土産を買うなら、ぜひ「來好」に行って欲しい。
かわいい台湾雑貨が数多く取り揃えられている、ガイドブックに必ず載っている店だ。ほかの雑貨屋を何店舗か見て回ったが、品数、種類の豊富さを見ても「來好」がダントツだった。台湾の伝統的なお土産や遊び心のある洗礼されたデザインが多く、雑貨好きにはたまらない空間だ。
私はここで台湾で最も有名なビール「台湾啤酒」のグラスと、Tシャツを購入した。
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さて、今回をもって、9日間の台湾旅行記は最終回となる。ブログを書く際、台湾で撮った写真をすべて見返してみた。その数、960枚。写真のおかげで、訪れた場所や当時の出来事、細かい会話のやりとりまで思い出すことができた。
全7回の台湾旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございました!(麗)