学校運営に関する経験交換会が7月12、13日に横浜で
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日本各地で朝鮮学校を運営する教育会理事を対象にした「学校運営に関する経験交換会」が7月12、13日に横浜で開かれます。
主催は今年5月に結成された民族教育中央対策委員会(委員長:総聯中央の宋根学副議長兼教育局長)。
12日は17時から横浜市内のホテルで講演「神奈川民族教育の未来と可能性」(講師:金燦旭・神奈川朝鮮中高級学校校長)と懇親会が、13日は1部報告会「学校運営のデータ分析と課題」に続き、①教育会運営の現状と課題、②学校支援活動の現況と課題、③ウリハッキョ宣伝広報活動について、2部グループディスカッション「情報共有と解決の糸口」(4つの部門別/収入事業、対外活動と補助金、大衆運動、園児児童募集活動と宣伝広報)、3部オープントーク「教育会の経験談」が行われます(15時終了予定)。
参加対象は、都道府県の教育会の理事長や理事たち。オモニ会、アボジ会役員も希望すれば参加でき、学校を通じて申請する必要があります。
このたびの経験交換会は、中央青商会が主催する新世代民族教育支援対策協議会の提案によるもので、約2年の議論と今年に入っての中央教育会との度重なる協議と民族教育中央対策委員会の承認のもと開催となりました。
6月5日には同協議会の第8回会議が、東京・上野の朝鮮商工会館で行われ、金敏寛中央青商会会長をはじめ22人の委員たちが参加し(オンライン含む)、経験交換会の進行について議論を深めています。
会議では、活発な意見交換がなされ、「日本各地から来ていただくので、ここでしか聞けない話を伝え、学校運営の打開策を活発に議論できればいいのではないか」「まずは各学校の運営状況について共有することが大切だ」「非専従の教育会会長にしかわからない悩みがある。その点を共有したい」「しんどい状況の中で学校運営に携わっている方々に、熱量を持って帰ってほしい」などの意見があがりました。
イオ編集部からも当日取材に行きます。各地の方々と再会できることを楽しみにしています。(瑛)