ホン・ヨンウ回顧展を観覧して
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日刊イオでも度々紹介されていたホン・ヨンウ回顧展「郷愁」(https://www.io-web.net/ioblog/2024/08/21/95167/)(東京都の練馬区立美術館区民ギャラリーで8月20日から25日まで開催)へ私も観覧してきました。
私が月刊イオ編集部に配属された時にはすでに月刊イオ編集部の洪永佑顧問となっていらっしゃって、直接仕事でかかわることがなかったのですが、編集長や上司の方からは度々数々の素晴らしい業績について聞いていました。
仕事では、2012年の「【特集】朝鮮半島 動物たちの宝庫」でイラストをお願いすることを提案し、素敵なイラストたちを描き下ろして頂きました。原画の数々を見て、感動したのをいまも覚えています。
実際にお会いしたのは、2016年の月刊イオ20周年パーティーでお会いした限りでした。
数々の原画を実際にじっくりと見ることがなかったので、実際に見に行けて、すごくよかったです。
細部の描写にまで、人間ドラマが描かれていて、人々に対する温かなまなざしが感じ取れました。
きっと人がすごく好きな方だったのだろうな、と思い、それは、初期の月刊イオの編集構成が人間味溢れていたものと通じるものを感じました。
平面作品だけでなく、立体作品も展示されていて、興味深く観覧しました。
すごく心地良い時間を過ごすことができました。
私はこちらの絵のポストカードと図録を購入。見るたびに癒されました。
帰り際、上の絵と似た木に遭遇。子どもたちが賑やかに虫取りしていて、夏の夕下がりの風景にまた癒されました。
回顧展の様子は月刊イオ10月号でも紹介する予定です。いまから組むのが楽しみな頁のひとつです。(愛)