ヌビ布団を求めてin鶴橋商店街
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夏休暇の後半、大阪へ帰省した。就寝時、寝ころんだ布団の肌触りが心地よく、懐かしい気持ちになった。ヌビ(누비=キルト)の布団だ。
実家のヌビ布団は購入して20年くらいになるそうで、そういえばこの布団で何度も寝ていたな~と、懐かしさのワケを理解した。20年経っても、いまだに生地がしっかりしている。
使用中の敷きパットはすぐに片寄るし、この際だから買い換えようと、オモニと一緒に鶴橋商店街へ向かった。
鶴橋商店街にはヌビ布団、チョゴリ、雑貨などを扱う店が数軒ある。一方、御幸通商店街(通称・生野コリアタウン)でヌビ布団を扱う店は、現在1店舗しかないらしい。商品の布団が敷き詰められた店の小上がりで、立膝をついて座るハンメたちを見てきたので、少し寂しい気持ちになった。
迷路のような鶴橋商店街を歩いていくと、お目当ての店を発見。布団以外にも、枕カバー、バッグなどの小物類も豊富だ。
昔のヌビ布団は柄ものが多かったが、今は無地が主流だという。店主曰く、無印良品のシンプルな布団が韓国でヒットしたのが始まりだとか。流行りのくすみカラーもあって可愛い。
私は手ごろな値段のヌビ布団と、同じ柄の枕カバーを購入。何故か値引きしてくれた。感謝…!
そのあとヌビ布団を扱う店を一通り回ってみたが、同じ商品でも倍近くの値段で販売している所もあった。じっくりと店舗を見比べることがおすすめだ。
東京に戻ってきた夜、早速ヌビ布団を敷いてみた。
布団の下に入れ込むだけなので簡単だし、おまけに可愛い。生地がさらっとしているので、寝苦しい夜に活躍してくれそうだ。肌触りがよくしっかりした寝具って大事だなと思った。いい買い物をした。
実家のヌビ布団のように、大事に使おう。(麗)