柳美里さんに会ってきた!
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先日、久しぶりに劇作家・小説家の柳美里さんに会いました。
後で日記で調べてみると、柳さんとお会いするのは2018年12月15日以来でした。
今回は柳さんがオーナーを務めるブックカフェ・フルハウス(福島県南相馬市小高区、https://odaka-fullhouse.jp/)に行ってきたのです。
フルハウスには以前から行きたいと思っていたので思い切って訪問しました。
柳さんはいろいろと忙しいので会えるかどうか心配していましたが無事にお会いすることができました。非常にお元気そうだった。
柳さんのパートナーで店長の村上朝晴さん(写真左)にも、息子さんの丈陽さんにもお会いできてうれしかった。
柳さんは月刊イオに2010年1月から2017年1月号までエッセイ「ポドゥナムの里から」を連載しました。連載をまとめて書籍にしたのが「国家への道順」(河出書房新社・17年10月)で、出版を記念して柳さんと対談しました。
その対談、当初は普通のインタビューとして掲載する予定でしたが、柳さんも積極的に私に質問されてきたので、対談になったという忘れられない取材の一つです。
「国家への道順」も今回改めて買いました。
フルハウスの最寄り駅はJR常磐線の小高駅。駅から2~3分で到着します。
柳さんの著書をはじめたくさんの本が並んでいました。思っていたよりもジャンルに偏りがなく幅広いラインナップでした。
柳さんの本を6作品(写真)購入できたこともこの日の大きな成果です。本にはすべて柳さんのサインが書かれています。
柳さんは次の小説を執筆中だということで、今から読むのが楽しみです。
書店の裏手には小劇場も併設されていました。青春五月党の名前で演劇活動も行っています。
今回はまったくのプライベートでの訪問で、プライベートで柳さんと会うのは初めて。仕事とは関係なく柳さんとけっこうお話できたのが何よりもよかったです。
見学が終わった後、村上さんが車で小高の名所(大悲山の石仏など)を何か所も案内してくれました。
電車に乗っている時間だけで往復14時間もかかりましたが非常に充実した旅となりました。また遊びに行きたいと思っています。(k)