来たる2025年1月30日、沖縄で半世紀ぶりとなる金剛山歌劇団公演が行われます。公演実行委員会共同代表の白充さん（弁護士）に公演開催に至った経緯や意気込みを寄稿いただきました。
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2025年１月30日、沖縄県で1978年以来約50年ぶり（ツアー公演としては初）となる金剛山歌劇団公演を企画しました。きっかけは今年の春。総聯鹿児島県本部の李清敏委員長とお話しをするなかで、「沖縄でも金剛山歌劇団公演を行ってみるのはどうか、全面的にバックアップする」との心強いご提案をいただきました。大変魅力的な提案だったのですが、簡単なことではないので躊躇していました。

そこで配偶者に相談したところ、「金剛山歌劇団の公演を、金賢玉先生（故人、当時はご健在でした）にぜひお見せしたい。そう考えたら１年でも早く公演をしなければならない。自分も協力する。沖縄公演をやろう！」と背中を押してくれました。金先生は、1972年に総聯沖縄県本部活動家として赴任され、日本軍性奴隷制の被害者だった裴奉奇さんをそばでずっと支えた方でした。今夏に逝去されましたが、私たち家族も大変お世話になった尊敬する方です。

このような経緯で、私は沖縄公演の実施を決意しました。現在、沖縄の有志、議員の方々、運動団体の方々と連絡をとったり、鹿児島県本部、東京の総聯中央や朝青中央の方々とウェブ会議を行うなどの形で準備を進めています。

私が公演実行委員会の共同代表を務めますが、沖縄側の共同代表として親川志奈子さんにご協力いただいています。親川さんは琉球民族について研究されながら、その自立性を確保するために精力的に活動されています。他にも、沖縄において日本軍性奴隷制について勉強会を行っている方など、普段から沖縄で活動をされている方々で実行委員会が構成されています。

沖縄ではほとんどの方々が金剛山歌劇団の存在を知らないため、集客と資金調達が成功のカギとなります。今回の公演は、冒頭、友情出演として沖縄の伝統芸能が披露される特別バージョンとなっています。沖縄県外の皆様にとっても、新鮮な公演になるかと思うので、県外からのご来場も大歓迎です！

公演の翌日には、沖縄と朝鮮半島とのゆかりの地を巡るバスツアーも企画。現時点で、羽田空港・伊丹空港・福岡空港発着のツアーが確定しているので、この機会に旅行も兼ねて是非沖縄にいらしください！（冬の沖縄はとても過ごしやすいです）

ご来場が難しくても、カンパや協賛広告が大変励みになります。沖縄は同胞企業が多くないこともあり、今回の沖縄公演は財政的に厳しい状況にあります。カンパは、いくらからでも受け付けております。また、協賛広告は1万円からとなります（公演当日に配布するパンフレットに掲載する予定）。

沖縄も私たち在日朝鮮人と同じように、社会的矛盾・不条理にさらされており、民族固有の歌や踊りなどの伝統文化芸能を受け継ぐこともまた、簡単ではない状況です。伝統文化芸能を披露し合うことで、沖縄と朝鮮半島に受け継がれてきた民族の魂について、互いに気付き合い、共に手を取り合う、そのスタートラインとなるような公演にできればと思います。

チケット購入申し込みフォームはコチラ！
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沖縄公演成功に向けて、ご支援のほどよろしくお願いいたします！（39、弁護士）

▼金剛山歌劇団沖縄公演
日時：2025年1月30日（木）開場17時、開演18時
会場：那覇文化芸術劇場なはーと（モノレール県庁前駅、美栄橋駅から各徒歩約6分）
チケット：S席5000円、A席4000円、B席3000円
主催：金剛山歌劇団沖縄公演実行委員会

チケット・協賛広告の問合せ先：kumgangsan.okinawaアットマークgmail.com

▼カンパは以下の口座にお振り込みください。
沖縄銀行　本店（１０１）　普通２６６５１３３
金剛山歌劇団沖縄公演実行委員会
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