神奈川中高で感謝祭、1000人集う/写真ブログ
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横浜駅から徒歩約15分、神奈川朝鮮中高級学校にたどり着く。同校には、横浜朝鮮初級学校が併設されている。
1970年に竣工した鉄筋コンクリート5階建ての現校舎。時の流れによる老朽化を受けて、同校教育会や教員、同胞たちが立ち上がり2022年4月以降、リノベーション事業「神奈川ミレプロジェクト」を推進してきた。ぼう大な資金 が必要となる新校舎建設が難しい状況で、生徒たちの学ぶ環境のために「これ以上先延ばしにできない課題」と捉えて、案を捻出した結果の改修工事だった。
リノベーション工事の完工を経て、11月3日には、「神奈川ミレプロジェクト感謝祭」が同校で行われ、県内の同胞や同校卒業生、日本市民ら約1000人が集まった。詳報は明日発売の本誌12月号に譲るとして、本日のブログでは誌面には反映しきれなかった写真も含め、当日のようすを写真で伝えたい。(哲)

教室の壁に貼られたメッセージ。プロジェクト協力への感謝を伝えている

第1部の文化交流祭。朝鮮学校や同胞社会などについて来場者に伝えるため、生徒たちが企画を準備した

テープカット

テープカット後の「わー!」

学生公演①

学生公演②

学生公演③

未来を担う青年同盟(朝青)のメンバーらが歌を披露した

学生公演を見守る人びと

学生のみを対象にして行われた抽選会は大いに盛り上がった。1等賞の結果発表を固唾をのんで見守る子どもたち

民謡に合わせてチュムパン(踊りの輪)が広がる

記念撮影

売店ブースでは同校オモニ会のメンバーが販売にいそしんだ

個人的ハイライト。校舎にて生徒たちが民族教育の歴史にまつわるクイズなどを準備したが、そこで用いられたブース名の一つ。モギョは朝鮮語で「母校」を意味する。某有名映画のタイトルをオマージュした秀逸なタイトル