腕時計とリニア新幹線
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私は昨年9月22日の日刊イオで「腕時計はしません」という文章を書いている。結婚式で腕時計をもらったが何年も腕にはめていないという内容だ。
しかし最近、腕時計をまたはめ始めた(写真)。
現在使っている腕時計はスマートウォッチと言われるもので、歩数もカウントしてくれるし消費カロリーもわかる。心拍数も表示するし寝ている間の深い眠り浅い眠りの分析もする(どれだけ正確かはわからない)。
メールの受信、ラインやフェイスブックに投稿があれば表示もされる。何より便利なのは腕時計で電話をかけたり受けたりできることだ。
そのほかどんな機能があるのか、まだ全体を使えていないし把握もしていない。これから説明書を読みこんで活用していきたい。
出張に行くことがなくなって、すっかり新幹線に乗る機会が減ったが、今年に入って東京―京都、東京―広島間を新幹線で往復した。
日本が世界に誇る新幹線。のぞみで東京から広島まで230分ほど、4時間もかからない。
現在、リニア中央新幹線の工事が進められているが、私の個人的な意見として必要なのかと疑問に思っている。
とりあえず建設しているのは品川から名古屋の区間で、開業は早くても2034年だとされている。大阪まで開通するのがいつになるのかわからない。
品川から名古屋まで、のぞみで約1時間半ほど。リニアだと40分になるという。しかし、乗車するのに飛行機並みの手続きが必要など、それほど時間的なメリットがないとの指摘がある。
私が一番心配しているのがリニア建設による環境破壊だ。ネットで調べてみると、南アルプスに約25kmの長いトンネルを掘るため、地下水位の低下や枯渇・河川の減水などが起こる危険性がある。南アルプスの高山植物や雷鳥、猛禽類等の生態系にも大きな影響があるとのことだ。
この手の事業は一度動き出したらほとんど見直されることはない。できるだけ悪いことが起こらないことを願っている。(k)