紅葉に癒されるはずが…
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勤労感謝の日に高尾山へ行ってきた。高尾山へは2016年に社員たちと行って以来だ。
今年も秋らしいことは特にできずに11月が終わってしまうので、最後にどうしても紅葉を見て秋らしいことをしたかった。
駅周辺にはすでに多くの観光客がいた。古くからある団子屋や蕎麦屋とともに、可愛らしいロゴのドーナツ店や、おしゃれな登山グッズ店など新しいお店もできていた。
そうこうしているうちにケーブルカー乗り場へ辿り着いたのだが、ここで我が目を疑った。
写真ではわかりづらいが、奥まで列が続いている。ケーブルカーとリフトはなんと90分待ち!(テーマパークかな?)8年前はここまで人混みはひどくなかったと思う。
「最後の紅葉シーズン」「祝日」「昼時」「コロナ禍後のインバウンド復活」の4連コンボで、大いに日にちをミスった…!
こうなると自力で登った方が早いので、頂上まで最短で行けるコースを選んだ。土と違って、整備されたコンクリートの道と急こう配の坂は、肺と足腰を徐々に苦しめていく。
ひとつの道に登りと下りの列が自然とできていたのだが、人が大渋滞しているので自分のペースで思うように歩けず、余計にしんどい。
山頂でも人混みと行列がすごいことになっていたので、高尾山さる園・野草園へ避難。ここはほどよい人の多さだった。
さる園では今年、赤ちゃん猿が4匹生まれたらしい。
赤ちゃん猿は想像以上にちっちゃくてすばしっこく、後ろ姿しか撮れず。小さな体で全力で遊んでいる姿を見て「命…」と噛み締める。
猿に癒されたあと、露店販売の黒ごま甘酒をいただいた。
甘酒でほっとひと息ついたあと、高尾山薬王院へ。
スピリチュアルとは無縁だが、こんな時にしか神社へ訪れないので、天狗の刺繍が入った「除災開運お守り」を購入。お守りは玄関に飾っている。
振り返ってみれば今回、「どこもかしこも人だらけ」という印象しか残っていなく、景色をじっくり見られなかった。朝早くに行って昼過ぎに帰るのが賢いやり方なのだろう。
帰りは体力を取り戻そうと、自宅近くの町中華でニンニクたっぷりのスタミナラーメンを食べた。
また高尾山へ行く機会があれば、우리休日に行こうと誓った。(麗)