1年が早い
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もうすぐ、2024年も終わる。最近、なぜか頭の中でふと思うことがある。「1年が早い」。1年が始まる毎年1月ごろに来年まで長いだろうなと思いながら、気づいたら12月の終わりに入っている。1年があっという間だった。
同時にイオ編集部での2024年の1年間ももう終わっていく。月刊イオ1月号から12月号まですべて発刊し、現在、新年号である2025年1月号の作成も終盤に差し掛かっている。
今年もさまざまな現場に取材に行った。2023年は入社して、同年の5月号から編集作業に携わったが、今年は記者2年目に入り、12ヵ月分の取材と執筆を経験した。24年1月号は民族教育特集で始まり、12月号も民族教育特集で終わった。特に印象深かった特集は5月号の「必勝! チョソン」と12月号の「集まれ、ウリハッキョへ」だ。
5月号には今年の3月に行われた2026年W杯アジア2次予選の朝鮮男子サッカー代表の試合レポートや在日同胞応援団の声、在日朝鮮人として朝鮮代表に選ばれた文仁柱選手のインタビューなどが掲載されている。自分自身、新しく完成した国立競技場に直接、足を運び、朝鮮サッカー代表を応援する在日同胞応援団の声を拾った。スタジアムの歓声は今でも頭の中に残っている。
12月号の民族教育特集では大阪朝鮮中高級学校の花園校舎感謝祭、川崎朝鮮初級学校の新校舎竣工式、静岡朝鮮初中級学校創立60周年記念行事のルポのほかにも学校支援のための「一口運動」を展開している滋賀朝鮮初級学校の金隆泰校長(同校教育会会長)や「ウリ民族フォーラム2024 in西東京」実行委員会の一口運動班、日本学校から朝鮮学校に編入してきた児童・生徒たちとその親を紹介している。また大阪中高生徒たちのための奨学金を立ち上げた大村和子さんのインタビューも掲載されている。
私は学校行事のルポの静岡初中を担当した。静岡初中を初めて訪れ、同校の学校創立60周年記念行事を取材した。県内唯一の朝鮮学校を同胞たちが守り抜いているということを肌で感じた取材だった。また特集の静岡初中60周年記念行事の原稿の見出しを「同胞たちの拠り所、心の故郷」と付けた。これは学校創立60周年記念事業実行委員会の李栄元委員長を取材した時に聞いた印象的なコメントから抜粋した。ほかにも11月号の元アスリート特集や6月号の料理特集なども記憶に新しい。
このように印象深かった特集を振り返りながら、今年をしっかり締め、来年を公私ともに勢い良くスタートしていきたい。24年に露呈した課題を解決する努力を惜しまず、さらなる自分自身の発展のために尽力したい(国)。